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ミステリの祭典

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追いつめられた天使
エルヴィス・コール&ジョー・パイク

作家 ロバート・クレイス
出版日1992年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 kanamori
(2011/10/02 23:25登録)
ロサンジェルスの私立探偵エルヴィス・コール、シリーズの2作目。

 「くだらない冗談をきくために君を雇ったのじゃない」
 「これは無料のサービスです」

こんなジョークや減らず口がポンポン飛び出す序盤は気楽に読めるのですが、誘拐された少女ミミを巡る今回の事件の結末は予想に反してかなり悲劇的。
優しさと甘さがある探偵エルヴィスより、ストイックな相棒ジョー・パイクのほうが遥かにハードボイルドなのは作者の意図したものだろうか?

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