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ミステリの祭典

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第一級殺人弁護

作家 中嶋博行
出版日1999年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 シーマスター
(2011/07/25 23:15登録)
若手弁護士が主人公のリーガル・サスペンス短編集。

・・・というと正義の熱血弁護士の活劇物語を想像してしまいそうだが、この弁護士は要領が宜しくないうえ、人並みの金銭欲と名誉欲は持ち合わせているし、それでいて面倒な仕事に手抜きをして後で青くなったりするところなどは大いに共感できる。実に共感できる。

まぁ、どの話でも最終的には正義の熱血弁護士になってしまうんだけどね。

意外と本格色が強く、「弁護士モノはちょっと・・・」というミステリファンでも楽しめると思う。

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