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ミステリの祭典

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翼のある依頼人
慶子さんとお仲間探偵団

作家 柄刀一
出版日2011年07月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2011/08/11 18:01登録)
シャーロッキアン(ホームズ愛好家)仲間の集団探偵もの、「マスグレイヴ館の島」に続くシリーズ第2弾。
あとがきによると”ティータイム・ミステリ”を目指したとのことですが、文章が硬質なうえにユーモア感覚に欠けるので、作者の狙いは成功しているとは言い難い。各編に破天荒な不可能トリックを入れているのも(作者の真骨頂とはいえ)このタイプの雰囲気に合わない気がする。
表題作「翼のある依頼人」が唯一不可能トリックではなく、人真似をするインコの言葉から隠れた犯罪を暴いていくという「九マイルは遠すぎる」を思わせる構成でまあ楽しめた。

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