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ミステリの祭典

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眠れぬ夜の愉しみ
アメリカ探偵作家クラブ傑作選(3)、ハロルド・Q・マスア編

作家 アンソロジー(海外編集者)
出版日1982年07月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 蟷螂の斧
(2023/02/13 14:01登録)
①「ジョンとメアリー」ロバート・ブロック 7点 肥満妻のメアリーに飽き飽きした夫ジョンは、妻の親友フランシスと愛人関係に。そして妻に毒入りチョコレートを渡すが・・・旅行
②「子供ごころ」ドロシイ・S・デイヴィス 6点 59歳の男と19歳の娘が結婚するという。その娘の父親が殺されたが、二人とも平然としている・・・精神病院
③「運命の日」スタンリイ・エリン 5点 ヤクザのボスが射殺された。彼と幼馴染だった人物は35年前を思い出す・・・正義と賄賂
④「複式簿記」ロバート・L・フィッシュ 7点 モートンは兄の会社に勤めているが裏稼業は殺し屋。兄は仕事を抜けるのは浮気でもと思っている。それを兄から聞かされた女房は・・・同じホテルでの殺し
⑤「オーデンダール」ジョー・ゴアズ 4点 ケニアの農場で働く男は砂漠戦線の経験があるという・・・追手
⑥「ウォッチバードが見ている」アレン・キム・ラング 7点 麻薬密売人は窓から女性を突き落した。向かいのビルの目撃者(ピーピング・トム)から脅迫された。その目撃者を狙撃したが・・・肉料理
⑦「シリーナ、ホワイトハウスで窃盗」パトリシア・マガー 4点 大統領夫人にプレゼントされたオルゴールに仕掛けがあるようだ・・・声
⑧「逃げた女」ロス・マクドナルド 6点 ホテルで男が殺され、一緒にいた女が逃げた・・・知り過ぎた女
⑨「ウィリーじいさん」ウィリアム・P・マッギヴァーン 8点 若い娘がギャングに手籠めにされた。爺さんはギャングのいるホテルへ乗り込む・・・若い頃
⑩「黒い殺意」ウイリアム・F・ノーラン 6点 ふしだらなタイプの女を見ると殺意を抱いてしまう連続殺人鬼。生真面目と思った娘もホテルまでついてきた・・・バーの女
⑪「アヒルのかわりに」チャールズ・ノーマン 7点 感謝祭用のジャコウアヒルを手に入れようと人農家を訪ねた。老女に案内されて納屋へ入ると・・・餌
⑫「物より心」エラリイ・クイーン 6点 八百長ボクシングでチャンピオンが負けた。そのチャンピオンが殺された・・・盗まれたコート
⑬「用心深い男」ローレンス・トリート 4点 強盗はアリバイ作りのため、自分によく似た男と恋人を一緒に外出させていた。だが、その男は気付いたらしく殺さねば・・・弁護士の操り
⑭「女心」ヒラリー・ウォー 6点 妻が殺害された。夫は買い物に。隣人の女性が夫のアリバイを証言・・・買い物先の証言者
⑮「地獄へ堕ちろ」ドナルド・A・ウォルハイム 6点 娘を感化院へ入れて10年。父親は悪魔に魂を売って生まれ変わったが・・・男は女に

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