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ミステリの祭典

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愚者は怖れず
ヘイズルリッグ主任警部

作家 マイケル・ギルバート
出版日2006年02月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 kanamori
(2012/03/17 17:45登録)
シリーズ探偵のヘイズルリック警視も端役で登場しますが、本書は謎解きの要素はあまりなく、ジャンルでいえば”社会派スリラー”というのが適切でしょうか。

終戦間もないロンドンが舞台で、男子中学の校長・ウェザロールが、食品の闇市場を牛耳る犯罪組織に脅迫を受けながらも立ち向かっていくというストーリーですが、正直言って面白さが判らなかった。
プロットが充分に整理されておらず、意味を読みとれない文章が時々出て来る翻訳のせいもあって読みずらい。また、頑固で正義感の強い主人公ウェザロールの心情描写がほとんどないので感情移入もできない。

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