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ミステリの祭典

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リ・ジェネシスー感染ー

作家 東野司
出版日2007年08月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 江守森江
(2011/03/06 03:43登録)
カナダ制作のドラマを日本独自でノベライズした珍しい作品(よってカナダのテレビ制作者ではなくドラマ視聴して小説化した東野司の編著となり日本人作家作品に分類される)
WOWOWでは最終シーズンの4まで全話放送されたが、地上波ではテレ東でシーズン2までしか放送されていない(私は番宣につられ視聴した:現在BSで放送中)
本作は、生物科学を用いた組織的テロとそれに対応する科学者チームの対決になるシーズン1の途中までのノベライズになっている。
正直、ドラマを視聴したらわざわざ読む程ではない(24のノベライズを読む様な感じ)
しかし、バイオテロ・サスペンスな内容でドラマの方向性が(途中からバイオ・パニック対策に)変わる前までのノベライズである事とドラマその物が一般には流行らなかった(ドラマ視聴者は少ない)ので逆説的にノベライズで楽しめば良いのかもしれない。
もっとも専門用語は興味がないとチンプンカンプンかも。
主役のサンドストロム博士並みに頭脳と下半身の緩さが乖離した科学者(ガリレオ湯川准教授を女にだらしなくしたイメージ)は日本では認められないだろうから、ある意味カナダは凄い。
海外ドラマを視聴してノベライズする企画を考えた扶桑社の担当者は何を考えているのだろう(サッパリ売れてないし)

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