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ミステリの祭典

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主婦探偵ルーシー・ストーン

作家 レスリー・メイヤー
出版日2007年10月
平均点4.50点
書評数2人

No.2 4点 nukkam
(2015/10/22 19:56登録)
(ネタバレなしです) 米国の女性作家レスリー・メイヤー(1948年生まれ)の1991年発表のルーシー・ストーンシリーズ第1作であるコージー派ミステリ-です。犯人当て謎解きとしてはかなり粗く、ルーシーが犯人の正体に気づく手掛かりはこれで犯人を特定とは強引過ぎに感じます。それ以上に不満だったのがネコ殺しを未解決にしてしまっているプロットです。コージー派ミステリーのお決まり的の、主人公の日常生活描写はさすがに丁寧で、特にクリスマスの家族団らんシーンはほのぼの感にあふれてます。ジル・チャーチルのユーモラスの作風とダイアン・デヴィッドソンのシリアスな作風の中間を目指しているような印象を受けました。

No.1 5点 mini
(2011/12/22 09:45登録)
* 季節だからね(^_^;) *

クリスマスも近づく雪の夜、夜間電話オペレーターとして通販会社に勤めるルーシーは、会社の駐車場の車中で経営者の死体を発見する
自殺する理由が思い当たらない事に疑問を持ったルーシーはクリスマスの準備の合い間に捜査に乗り出すのだが

ドメスティック系コージー派、主婦探偵ルーシー・ストーンシリーズ第1作
ドメス系の代表的作家ジル・チャーチルと比較すると、レスリー・メイヤーはチャーチルほどには謎解き要素が弱いが、浮ついた感じが無くリアリティが有ってチャーチルより好感が持てる
ただこのシリーズ第1作は、第3作「ハロウィーンに完璧なカボチャ」に比べて謎解き面がやや弱いのが残念
それでも社会的弱者に対する温かい眼差しなど魅力は有る

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