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ミステリの祭典

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やぶへび

作家 大沢在昌
出版日2010年12月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 kanamori
(2011/02/09 17:46登録)
金のために偽装結婚した相手・中国人妻のトラブルに巻き込まれ、泥沼に嵌っていく男を主人公にしたクライム小説。
久々の書き下ろしで多少の期待がありましたが、近年の低調ぶり・マンネリから脱皮するものではありませんでした。終盤のこのような展開を何度読んだことやら。
序盤の”初対面の妻”とのやり取りなどユーモラスなところもあるので、いっそのこと「走らなあかん夜明けまで」タイプのドタバタ劇に徹した方がよかったように思う。

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