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ミステリの祭典

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話すどくろの謎
カリフォルニア少年探偵団

作家 ロバート・アーサー
出版日1987年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2026/02/16 09:13登録)
ジュピター少年は、骨董品の競売会場で旅芸人グレート・ガリバーの遺した、古いトランクを1ドルで手に入れた。トランクの中には、奇術の小道具らしい「話すどくろ」と、ある囚人からガリバーに宛てた封筒が入っているだけだったが、そのトランクを目当てに、ジュピターの周りで複数の怪しげな人物が跋扈することにーー

ジュブナイル・ミステリ、カリフォルニア少年探偵団シリーズの第1作です。1987年に翻訳出版された本書を始めとして同時期にシリーズが10巻近く刊行されていたことに驚きました。
本作は、端的にいうと「隠された財宝探し」テーマのスリラーです。ロサンゼルス近郊にある、ジュピターのオジが経営する古物再生商会のトレイラーハウスを探偵本部にして、ジュピターをリーダーとする三人組の少年たちの探偵活動を描いたものです。
奇術師や、占い師のジプシーの老婆、街のギャングなどが絡んできて、児童書としては比較的複雑な人間関係になっています。シリーズのお約束なのか、事件が解決後に、探偵団の顧問のミステリ作家セバスチャンが出て来て、事件の総括をしながら、トリックの解説をしているのが、蛇足すぎて可笑しい。

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