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ミステリの祭典

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幻の蝶殺人事件
高見照彦・結城奈都子/別題『蝶々、死体にとまれ』

作家 梶龍雄
出版日1984年10月
平均点5.00点
書評数2人

No.2 5点 こう
(2012/04/02 01:34登録)
シリーズ第1弾は梶作品独特の口語センスが炸裂していますね。大学構内の殺人なのに学園祭が中止にならないのも変ですが動機にはひとひねりありますしまあまあでした。ただちょっと冗長だったです。 

No.1 5点 kanamori
(2011/01/23 13:40登録)
”シラケ姫”こと女子大生・奈都子シリーズの第1作。
ある大学の学園祭のさなか、昆虫同好会部室での密室殺人を発端にした連続殺人を扱った本格編。
同じ学園ミステリでも、初期に書かれた旧制高校シリーズとは大いにテイストが異なる通俗風味の作品で、女子大生の会話口調が例によって酷いですが、その辺に目をつぶれば、連続殺人のホワイダニットに工夫があり、ミステリの仕掛けはそう悪いとは思わなかった。

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