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ミステリの祭典

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背信
私立探偵スペンサー

作家 ロバート・B・パーカー
出版日2004年12月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 あびびび
(2011/01/13 16:43登録)
スペンサーシリーズの31作目らしい。思いつくまま順不同で読んでいるけど、スペンサーを取り巻くレギュラー陣の魅力は読む度に増している。特に親友のホークと恋人のスーザンは、このシリーズには不可欠の人物。

今回も美人の依頼人が事務所に来た時から事件が始まる。アメリカでも有数の企業で代表を務める男の妻だが、その男はまもなく殺されてしまう。

そこから事件にのめり込んだスペンサーは巨大企業の腐敗を浮き彫りにさせ、その核心を突くのだが、事件そのものより、レギュラー陣の結束の固さを改めて感じさせてくれた。それが実に楽しかった。

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