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ミステリの祭典

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血塗られた映画祭
ロストニコフ主任捜査官

作家 スチュアート・カミンスキー
出版日1992年02月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2011/01/19 17:46登録)
”旧ソ連の87分署”ロストニコフ主任捜査官シリーズの2作目。
モスクワ映画祭を狙った過激派グループのテロ計画がメインとなっているが、部下のカルポ、トカッチの捜査過程は若干サスペンスに欠け、フーダニット的興味がうすいこともあって、邦訳作品のなかでは一段落ちる出来だと思う。
ロストニコフ夫婦の”ある計画”とKGB大佐との駆け引きは、次作以降の伏線となっているが、残念ながら本シリーズも邦訳が本書で途切れています。

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