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ミステリの祭典

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クリスマス・キャロル

作家 チャールズ・ディケンズ
出版日1966年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 8点 斎藤警部
(2020/12/09 06:58登録)
終盤に一陣の旋風に捲られ、目まぐるしい感動に晒される物語。 絶妙な螺旋軌道でミステリ好きの心をくすぐり、パラレルワールドめいたものが抜群の効力を突き立てる、道徳ファンタジー。

No.1 5点 mini
(2012/12/25 09:46登録)
* 季節だからね(^_^;) *

今年はディケンズ生誕200周年、生誕200周年と時期を組合わせたらこれしかないでしょう
「エドウィン・ドルード」と違って流石にこれはミステリーかどうかは微妙なところだ、いわゆる奇談の類でもない、まぁ一種の教訓小説とでも言うのだろうか
何が教訓かと言うと、ケチンボ爺さんが幽霊の導きで心を入れ換えるお話である
多分だが書かれた時代には貴族階級にも守銭奴が居て、それを暗に批判したのかも知れない
一応幽霊は登場するが”ホラー”では無い、ここでの幽霊は読者を怖がらせるのが目的ではなくて、一種の案内役みたいなものだからね、したがってジャンル的には”ファンタジー”で合ってると思う

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