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ミステリの祭典

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捜査官ガラーノ
捜査官ガラーノ

作家 パトリシア・コーンウェル
出版日2007年08月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 江守森江
(2010/12/05 01:56登録)
作者が監修もしたドラマ化作品がAXNミステリーで昨日放送され録画視聴後に図書館で借りておいた原作をおさらいした(一冊だが長さ的には中編)
作者初の映像化作品(シリーズ)だと鳴り物入り放送だった事と未だに古本屋の翻訳文庫特売コーナーを席巻している作者なので期待は大きかった。
しかし、ネタ切れで前シリーズが継続出来ず新シリーズに映像化まで許可して復活を期したが失敗、終わった作家との世評が広まったらしい。
おさらいでも薄い文庫なのに読み進まない読み難さに苦戦した(世評では今までにない読み難さでゴーストライター説もある)
更に、ドラマ共々内容が薄っぺらで海外ドラマ「コールドケース」(←ミステリーより選曲で魂を揺さぶる‘泣き’を主眼にしている?)と「CSI」の凡エピソード(科学捜査と証拠に捻りが無い回)を混ぜ合わせたレベルだった。
このレベルの原作を映像化しても充実した最近の海外ミステリー・ドラマには太刀打ち出来ないと断言する。

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