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ミステリの祭典

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四つの嘘

作家 大石静
出版日2005年08月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 江守森江
(2010/11/30 22:50登録)
以前、テレ朝系のゴールデンタイムで放送された連続ドラマの同時制作な原作小説だが、ノベライズ作家を起用せず作者自ら小説も書いているだけに違和感はない。
同窓生である女4人の過去〜現在に至る‘それぞれの嘘’が徐々に曝され入り組むミステリー風なメロドラマで、放送当時は豪華女優陣でのゴールデンタイム放送よりもチープな女優陣で昼メロ放送の方がピッタリだと思ったのだが(テレ朝は昼ドラ放送は無い)・・・・・。
小説も印象のままで(厚手な文庫だが)図書館の文庫棚の前(にある椅子)で小一時間おさらいしたが、その程度で充分な作品だと思う。
ドラマ放送時に一緒に観ていたた嫁が楽しみにしていたので「同世代の女性には共感を呼ぶ内容なのだろう」と想像した。
中年男には(欠けると熟年離婚に直結しかねない)中年女性心理の勉強にはなるかもしれない。

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