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ミステリの祭典

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セカンドバージン

作家 大石静
出版日2010年11月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 江守森江
(2010/11/30 23:12登録)
NHK初の“エロドラマ”を放送中と話題沸騰な作品。
作者が脚本家で、放送と同時期に自ら原作小説も出版し、完全同時進行なメディアミックスの最先端パターンを確立している。
作者らしい女性心理を描くメロ(エロ)ドラマ系作品を基本にしながら、今回は不倫男側の経済ミステリー的な話も組み込みメディアミックスだけでなくジャンルミックスも仕掛けている。
薄い文庫本であり、半分はおさらいになるので、書店での立ち読み(数十分×2回)で済ませたが、話題沸騰中な作品で特別な平積文庫コーナーでも山積みだった。
正直ドラマの方がお手軽かつエロいが、そのドラマでも鈴木京香のエロシーンより深田恭子のエロシーンを多く観たかったとNHKに注文したい。
女性陣から総スカンを承知でオヤジな私見を書くが「干からびた中年女のセカンドバージンなど重荷なだけでゴミ箱にポイ捨てしたい!」
この意見を封じるべく主演女優に熟々な鈴木京香を起用したNHKのセンスは賞賛に値する。
※私生活な余談
因みに嫁は「潤いあるイイ女」だし、私を魅了し続けているのでセカンドバージン状態は存在しない(サイトでノロケてみました)

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