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ミステリの祭典

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小説新潮 2009年 5月号
特集 松本清張 生誕百年

作家 雑誌、年間ベスト、定期刊行物
出版日2009年04月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点
(2010/10/27 12:42登録)
松本清張 生誕100年の特集。
清張と山崎豊子の対談、映画化コーナー、「私の発想法」、北村薫と宮部みゆきの対談、「津ノ国屋」という未発表短篇、清張45冊を小倉で1週間で読むという企画などが掲載してあります。
「津ノ国屋」は北村薫と宮部みゆきが最も気になる作品ということ。掌編ですが、たしかに清張らしい味わいを感じます。「45冊を1週間で読む」は馬鹿げてはいますが楽しめました。挑戦者が後半、音を上げてしまうのには笑えます。たしかに1週間で45冊はきついですね。
清張は新本格派世代には敬遠されがちで、このサイトでも書評はごくわずか。時代の流れなのでしょうか。周りにはまだまだファンはいるのですが。。。
なお、2009年 12月号でも清張を取り上げています(「江戸綺談 甲州霊嶽党」一挙掲載300枚)が、これは買いそびれました。

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