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ミステリの祭典

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ふたたび渚に
関守充介

作家 西村寿行
出版日1981年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 E-BANKER
(2010/11/07 17:32登録)
前作「遠い渚」に続いて、関守充介を主人公に据えた「渚」シリーズ。
作者の十八番といえば「ハード&ロマン」というわけで、今回もそれを見事に踏襲、主人公・関守が単身で巨大な悪に立ち向かい、様々な妨害に逢いながらもラストは悪を殲滅させます。
もちろん、お得意の「○○シーン」もサービス満点・・・その点でも十分満足させてもらえます。
確かにワンパターンと言えばワンパターンなんですけど、それが作者の魅力であって、これがないと「やっぱり寿行じゃない!」となるのがスゴイところです。
まさに行間から「男臭さ」が漂ってくるような作品。(まぁ、読者を選ぶでしょうけど・・・)

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