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ミステリの祭典

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天使の耳
別題『交通警察の夜』

作家 東野圭吾
出版日1991年12月
平均点6.36点
書評数22人

No.2 9点 テツロー
(2002/05/07 23:19登録)
 ミステリの面で言えば、ほとんどの話が、偽りの証拠品や証言がまかり通ってしまう展開になっている。全ての真実が白日の元に晒されるという話ではなかった。
 こういう欺瞞を仕掛けた側が勝つスタイルのミステリは、そもそもは好みではないのですが、この短編集に限っては例外的に認められる。それは、偽証・欺瞞を仕掛けた側が、押し並べて交通被害者で、信号無視、路上駐車、ポイ捨て、車道横断等、確実に他人に迷惑をかけているのに罪に問われにくい側を罠にかけるという、ほとんどの話がこれで統一されているからである。(何か低次元で喜んでますが)
 しかし、「天使の耳」は、その欺瞞が非常に凝っていて良かったです。BGMが「リフレインが叫んでる」なところも良し。

No.1 8点 ゲンタ
(2002/02/15 15:44登録)
 トリックや真犯人、て感じの話ではないけど、どれも背中がゾクゾクするものばかりでした。
 やっぱり「通りゃんせ」が一番かな。

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