home

ミステリの祭典

login
数独パズル殺人事件

作家 シェリー・フレイドント
出版日2008年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/12/02 11:24登録)
日本が誇る人気パズル「数独」を題材にした世界初ミステリーらしい。
これで事件と「数独」を上手く絡めていれば傑作だが、残念ながらミステリーとしてはお粗末で3〜4点レベル(厚手の文庫だが読み難くないのが救い)
読売新聞・別刷り日曜版に毎週掲載されるパズル(数独とクロスワード)を息子と競争で解いている程度に「数独」好き(クロスワードは私の独壇場で親の威厳を保てるが、数独では息子に肉薄される)なので、この本が古本屋の50円文庫棚で目に留まり即購入した。
ミステリーとして定価購入したら大失敗だろうが、作中にオマケで付された「数独」6問を楽しむだけで50円の元は取れ、お得な気分だった。
採点は楽しいパズルな「数独」の普及促進ツールとしての加点を含めた。
※余談
息子に負けると、思考の柔軟性を褒めたい親バカ気分と、息子に負けた強烈な敗北感が同時に押し寄せてくる。

1レコード表示中です 書評