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ミステリの祭典

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罠のある季節

作家 梶山季之
出版日1965年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/08/25 06:13登録)
製薬会社の広告戦略担当受注を狙うライバル広告代理店のエース二人が主人公。
片や女の武器を最大限に利用し、男は知恵で受けて立つ。
作者得意の変態ネタ・スケベ話・業界ネタに陰謀やら権謀術数を絡め手堅くまとめている。
しかし、スケベ話もシリアスに描くと面白さを欠く事がハッキリとわかる作品でもある。
どうにも女性主人公だと作者の本領が発揮されない。
※日本では医療保険の充実で軽症でも通院するため大衆薬が売れないとのニュースを放送していた。
タイムリーな再読だったと自画自賛。

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