ネアンデルタール |
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作家 | ジョン・ダーントン |
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出版日 | 1996年11月 |
平均点 | 5.00点 |
書評数 | 1人 |
No.1 | 5点 | 臣 | |
(2010/08/16 13:25登録) ジュラシック・パークのネアンデルタール版という感じですが、それよりももっと現実にあってもよさそうな(?)話です。といえばどういう話か想像がつきますよね。こういう発想っていかにもありそうな気がしますが、過去にはなかったのでしょうか。 着眼点は良く、読んでいてワクワクもしました。が、もう一押しといったところででしたね。もっと薀蓄があったほうが面白かったのではと思います。こういう作品は映画化したらいいのにと思いますが、映画の話がなかったことから察すれば、原作はあまり売れなかったのでしょう。 ネアンデルタール人といえば、脳は現生人類よりも大きめ、言葉をうまく操れず、背はやや低く、彫が深いサル顔を連想します。専門家によれば、いま街中で見かけても、ちょっと変わったタイプだなと感じるぐらいだそうです。そういえば国内でそういうあだ名の有名人がいましたね。 |