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ミステリの祭典

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一匹狼の唄

作家 梶山季之
出版日1967年01月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 江守森江
(2010/08/21 13:47登録)
ワンマン社長が病に倒れ、息子に社長を継がせるべく教育する過程に権謀術数、見合い、恋愛などを絡めた総合エンターテインメント小説。
身分を隠して自社に潜入する産業スパイ要素もある。
主人公がタイトルほどの一匹狼ではないのが少しだけ物足りないが、作者らしいサービス精神は存分に発揮されている。
※余談
乾くるみ「イニシエーションラブ」で使われた〔付き合う相手の呼び方を統一する浮気発覚対策〕は作者が世に広めた!
エッチの絶頂時に違う名前を叫んで浮気が発覚しない為に、くりぃむしちゅー上田晋也は実践していたらしい。

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