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ミステリの祭典

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ピーチコブラーは嘘をつく
お菓子探偵ハンナ

作家 ジョアン・フルーク
出版日2006年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 nukkam
(2015/08/09 01:00登録)
(ネタバレなしです) 2005年発表のハンナ・スウェンセンシリーズ第7作です。謎解き自体は独立した事件を扱っていますが、物語的には前作「シュガー・クッキーが凍えている」(2004年)の流れを受け継いでいるところがあります。ハンナだけでなく周りの人間も積極的にアマチュア探偵ぶりを発揮しており、しかも互いに「あんたも容疑者ね」なんて、ほとんどゲーム感覚のノリです。ハンナのプライヴェート面でも次作が待ち遠しくなるような演出がしてあり、シリーズファンには楽しめるでしょう。

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