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ミステリの祭典

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平賀源内おんな秘図

作家 大下英治
出版日2000年10月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 江守森江
(2010/07/25 10:00登録)
書評1000件カウントダウン「7」
明日は「土用の丑の日」ウナギの蒲焼きを食して夏バテ防止&エッチに励みましょう!
平賀源内と言えばエレキテルが有名だが、夏場に売れなかったウナギを「土用の丑の日」で売る抜群の宣伝センスも忘れてはいけない。
上記の事が書きたくて平賀源内絡みの作品を思い浮かべたが、悲しいかなこの作品しか思い浮かばなかった。
出島の洋館探索をしたり、逢い引きまでの騙し(なりすまし)がミステリーに通じるが基本はエロ小説、よってポリシー通り2点。
それでも、エッチ場面の描写を控え目にして、周りの目を誤魔化しながら逢い引きする過程に事件でも絡め捻ったら、真っ当なミステリーとして通用するだろう!
もっとも作者には、この手のエロ作品から政治小説までゴーストライター(大下軍団の軍団員)が書いているとの噂があり、ミステリー分野に進出しては来ない。

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