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ミステリの祭典

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ポーカーはやめられない
オットー・ペンズラー編

作家 アンソロジー(海外編集者)
出版日2010年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 江守森江
(2010/12/15 03:30登録)
「エースの4カード」1111番目の書評は、この書き下ろしアンソロジーと決めていた。
ジェフリー・ディーヴァーをも執筆メンバーに加えて売る作戦もポーカー自体がアメリカほど日本の家庭では遊ばれない現実を打破出来ず、全く注目されずに終わった。
日本では、ミステリ趣向があるギャンブル作品は、漫画だが「カイジ」(特に地雷ゲーム「17歩」のエピソード)「アカギ」(間延びするが鷲津麻雀)の福本伸行作品に小説でも結城信孝編集ギャンブル・アンソロジーの諸編が最高峰として存在すると思っている。
ミステリ的ツイストと雰囲気は全体的に悪くないが、先にそれらの作品群に接している私にはギャンブルの論理部分で諸作ヌルイとしか思えなかった。
ギャンブル依存症を一般的治療法ではない《勝ち続ける事で仕事に変換する克服法》で抜け出した私の実体験に比べてもヌルイ!
※ボヤキ的余談
プロ・ギャンブラーは全員ギャンブル依存症だと思うが、仕事にして生活を維持出来ているので世間から患者扱いされない。
チェス・将棋・囲碁の名人は社会的地位が高いが麻雀・パチンコ・馬券の名人は社会的に蔑まされている・・・・・・やってる事に大差ないと思うのだが!!

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