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ミステリの祭典

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透明人間の告白

作家 H・F・セイント
出版日1988年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 kanamori
(2010/07/25 18:20登録)
サバイバル風の冒険小説、というより風刺小説かもしれません。
突如”透明人間”になってしまった男の、通常生活の中の苦難の数々を、馬鹿らしいほど丁寧に描いています。
SF風の異常な設定なのに、透明人間だとこういう点が困るだろうとか、リアル過ぎる考察は一種のユーモアを醸しだしますが、ミステリ趣向が弱いので物足りない気もする。

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