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ミステリの祭典

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スリーパーにシグナルを送れ

作家 ロバート・リテル
出版日1988年01月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 こう
(2012/01/30 00:24登録)
 数年前ガイド本の折原一の推薦で読んだのですが国際謀略小説の佳作だと思います。登場人物も個性的でストーリー自体面白いのですが肝はラスト部分で不謹慎かもしれませんがニヤリとさせられます。kanamoriさんも触れられていますが解説を先に読むと面白さは半減します。

No.1 6点 kanamori
(2010/07/25 17:29登録)
内容紹介文を読んで、ソ連の元スパイ養成所教官の亡命を題材としたエピオナージュかと思っていたら、物語がどんどん変な方向にずれていく。登場人物も、主役級のCIA工作員2人組を始め、脇役までも変な性癖を持つユニークな人物ばかりで、シニカルなユーモアが漂い面白かった。
結末はかなり意外だと思いますが、ネタバレ気味の解説を先に読んだのでカタルシスは半減してしまった。

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