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ミステリの祭典

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花と蛇

作家 団鬼六
出版日1977年04月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 江守森江
(2010/07/10 21:17登録)
大河ピカレスク・ロマン、官能SM文学の不朽の名作!(専門分野なら満点)
秘密組織による監禁・誘拐も描かれるので乱歩の奇妙な味系作品がミステリーに含まれる事を考えると広範なミステリーに強引に割り込んでもおかしくはない(私的には遠慮してミステリーに含めない)
暴力的描写は抑えられ羞恥責めを中心に描かれる男女の心理戦は倦怠期の夫婦やマンネリな恋愛には実に魅惑的。
実質上完結していず美女達の行く末はリドル・ストーリーでもある。
杉本彩も魅入られた世界観に浸ってみるのも悪くない。

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