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ミステリの祭典

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落語娘

作家 永田俊也
出版日2005年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/07/10 22:32登録)
正月、HDDに撮りだめしていた一般映画を早送り中心に観ていたら落語物の映画が二本あった。
その内の一本で、途中からホラー・ミステリーに転じた。
ヒロインのミムラが嫁に似ていて非常にチャーミングで嬉しくなって保存版にした。
図書館検索で原作がある事が分かったのでおさらいして来た。
落語にのめり込んだ娘が名人に弟子入りを断られ、異端の師匠に引き取られる。前半は噺家の日常を面白オカシク描くだけだが、途中から人を取り殺し40年封印された噺を師匠が演じるホラーになり、最後は落語&ミステリ&ホラーを混ぜたオチでホノボノと終わる。
愛川晶の落語ミステリに迫れる作品だが中編一本で終了なので評価は抑えた。

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