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ミステリの祭典

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私が愛したリボルバー
ステファニー・プラム

作家 ジャネット・イヴァノヴィッチ
出版日1996年04月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点
(2025/03/28 20:42登録)
厳密にはハードボイルドでも私立探偵小説でもないのですが、ジャンルとしては一応ハードボイルドにしました。2作目以降はコメディー色が強くなるこのシリーズですが、本作ではラブコメ的ユーモアはあっても、スラプスティックな笑いというと、一ヶ所メイザおばあちゃんの暴走ぶりぐらいのもので、むしろサスペンス・スリル・バイオレンスの要素が強いのです。最後には、ステファニーもマジでガン・アクションを見せてくれます。作中の一人称は「あたし」となっていますが、タイトルどおり、「私」でもよかったかもしれません。
捜査で手がかりをつかむところは、かなり偶然を重ねたご都合主義があるというものの、説得力を持った工夫も見られますし、ミステリとしての真相の意外性も一応あります。
なお、原題は "One for the Money"、ステファニーが前の職を解雇され、お金欲しさでバウンティ・ハンターを始めたことを示しています。

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