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ミステリの祭典

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琅邪の鬼

作家 丸山天寿
出版日2010年06月
平均点6.50点
書評数2人

No.2 7点 makomako
(2011/10/22 07:54登録)
 ミステリー仕立ての歴史ファンタジーといったお話は個人的に好きなので、この話も楽しく読んだ。作者が自分でほら吹きおやじといっているのが、なるほど歴史とうそをうまく混ぜて本当らしい話に出来上がっている。大掛かりな謎と不可能と思われる謎が沢山ちりばめられ、これを合理的に解決するのは大変そう。ひょっとしたら「怪しい術を使ってしまいました、おしまい」。とならないか心配でしたが、ちゃんとした(ような)結論が得られすっきりしました。本当はところどころうそをつかれた感じはするのですが、まあよいでしょう。
 ちょっと歴史好きなら探偵役の無心は誰であるかは見当がついてしまうが、これもご愛嬌。次の作品が読んでみたい。

No.1 6点 テレキャス
(2011/04/13 08:35登録)
メフィスト賞作品。
舞台は中国の秦の時代。
方士達が色んな能力を持っていて、なんだか漫画のようなキャラ設定で、物語としては読ませる力はありました。ただミステリとしては首を傾げたくなる部分もあり、特に誰がある女性を孕ませたのかのある種のフーダニイットの解が脱力もの。
でも最後の最後に中国史の大物が登場し、個人的にはそこでマイナスからプラスに変わるぐらいの衝撃でした。

どうやら氏は邪馬台国の研究が本業でこのシリーズも邪馬台国に繋がるようなので歴史好きの私としては今後も追いかけていきたい作品です。

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