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ミステリの祭典

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モナ・リザの身代金
身代金シリーズ三部作

作家 三好徹
出版日1983年04月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 5点 こう
(2012/02/27 01:33登録)
 シリーズ第2弾で今回も殺人や人間の誘拐とは無縁で今回はモナ・リザ強奪を成功させます。
 計画自体は80年代としてもちょっと御都合主義な所が目につくのと泉が優秀そうに描写されているにも関わらず仲間の選定はかなり杜撰な所(1作目もそうですが)も不満な点です。血液型の下りで医師が不正に働く所もちょっとありえない感じがします。
 全体として1作目よりストーリーがあっさりしている印象が強かったです。

No.1 6点 kanamori
(2010/06/12 21:06登録)
犯罪サスペンス、身代金シリーズの第2作。
今回、泉の標的は政府主催の「モナ・リザ展」ですが、名画の強奪はあっけないので、知的ゲーム小説としては物足りない感じを受けます。
対峙する政府に政商フィクサーが絡んでくるプロットは面白いのですが、前作と比べると緊密度に欠ける気がします。

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