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ミステリの祭典

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白楼夢 海峡植民地にて

作家 多島斗志之
出版日1995年10月
平均点7.00点
書評数1人

No.1 7点 makomako
(2010/06/06 18:12登録)
冒険小説、歴史小説そして推理小説の要素が加わった魅力的な内容。ことに白蘭という女性が強烈なインパクトがあり興味しんしんで読み進めると複雑なストーリーが絡み合ってきてと、このあたりは非常にすばらしい。幕切れも後味が悪いわけではないが、多くの謎が未解決のまま突然終わってしまうのは推理小説としてはどうかなと思うところがある。続編は多分望めそうもないし。ちょっと残念。

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