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ミステリの祭典

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まぼろし砂絵
なめくじ長屋捕物さわぎ

作家 都筑道夫
出版日1982年12月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/06/09 20:59登録)
なめくじ長屋捕物さわぎシリーズ第7弾。
マンネリを嫌って趣向を変えた作品が目立つのですが、オカルト風の「熊坂長範」や「ばけもの寺」は本格ミステリから離れてしまっていて、本末転倒という感じです。
しかし、「人ごろし豆蔵」は初期の不可能興味を追求した作品に匹敵する読み応えのある密室殺人もので、編中のベストでしょう。

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