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ミステリの祭典

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蹴る馬

作家 松岡悟
出版日1991年04月
平均点4.00点
書評数1人

No.1 4点 江守森江
(2010/05/30 01:41登録)
作者は函館在住の医師会の重鎮で、道営出身馬ドクタースパートでクラシックの1冠・皐月賞を制した馬主でもあった。
この作品の後も作家に憧れでもあったのか競馬ミステリーを何冊か出版している(馬主が競馬界の内情を綴ったので競馬ファンには結構話題になった)
この作品は、作者その物な設定の主人公が、ベテラン厩務員が馬に蹴られて死亡した件の原因を競馬界の内情を絡めて描いたドキュメント風競馬サスペンス。
先の要因で話題になった作品なので、ミステリーとしては素人丸出しでお粗末なため競馬ファン以外には何ら楽しくない。
※余談
当時、北海道に住んで道営競馬も注目していたのでドクタースパートの皐月賞では儲けさせてもらった。
そして日本ダービーは私の予想通りに着外に消えた。

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