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ミステリの祭典

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不良社員群

作家 森村誠一
出版日1967年01月
平均点2.00点
書評数1人

No.1 2点 江守森江
(2010/05/23 10:09登録)
一言で表現するなら痛快サラリーマン無頼控。
オムニバス風な処女長編でもある。
捻りもあり痛快な小説ではあるがミステリーか?と問われると微妙なので、ミステリーの範疇外扱いで2点にしておく(一般小説評価なら7点)
当時、作者がデビュー前に、好きだった梶山季之が缶詰めになるホテルのフロントマンで、原稿を預かり最初の読者だったとの話から処女出版「サラリーマン悪徳セミナー」を読み、それを小説にした作品が出たので楽しく読んだ。
初期の森村誠一は梶山季之の影響下にあり、梶山が亡くなって新作が読めない穴を確実に埋めてくれていた。

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