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ミステリの祭典

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折鶴の殺意

作家 佐野洋
出版日1979年03月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 kanamori
(2011/02/21 18:17登録)
連作ミステリ、折鶴刑事シリーズの第1弾。
記憶では佐野洋版「退職刑事」だと思っていたのですが、主人公の「わたし」は現職の部長刑事だったんですね。続編の「喪服の折鶴」が退職後の話で、元部下が持ち込む事件を扱っているらしい。
いづれも折鶴が関係する謎解きながら、其々工夫されていてマンネリを感じさせません。最近の作品と比べると本格度が高く、なかでも「折鶴の血」がよかった。準ベストは「折鶴の便り」。

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