home

ミステリの祭典

login
ミステリー歳時記
小泉喜美子

作家 評論・エッセイ
出版日1985年11月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/05/22 16:13登録)
海外ミステリガイド風のエッセイ集。著者は小泉喜美子。
1980年代初めの翻訳ミステリを毎月数冊紹介していて、新刊を評論する中で、チャンドラーやウールリッチへの敬愛ぶりが随所に覗えます。
本格ミステリぎらいで知られる著者ですが、S=A・ステーマンなどは評価していて、要するに魅力的な謎、洒落た会話、独創的なプロットなどがあれば、本格であろうが、ハードボイルドであろうが関係ないというスタンスの様です。ダメな本格としてヤリ玉に挙がっているのは、ジャックマール&セネカル「11人目の小さなインデアン」で、なんとなく分かります。
著者が翻訳したP・D・ジェイムスの初期作3冊についても触れられていますが、プロット上の気に食わない所はダメだししている点は好感が持てます。

1レコード表示中です 書評