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ミステリの祭典

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猛き箱舟

作家 船戸与一
出版日1987年04月
平均点8.00点
書評数2人

No.2 7点 ROM大臣
(2021/06/14 15:03登録)
野心に燃えるひとりの青年の壮大なる成長譚であり、あまりに壮絶で哀しい愛情の物語であり、そして最高の復讐の物語である。
これぞ欺瞞と醜聞が吹き荒れる世で魂に火を点けたい者たちが携えるべき狂暴なる聖典だ。

No.1 9点 あびびび
(2015/09/05 17:23登録)
30年ぐらい前、ボートレース住之江の選手控室にこの本が置いてあった。それを見て、「さすがにベストセラー!」と、興奮したのを覚えている。最初のページをめくった時から広大なアフリカの物語に引き込まれ、徹夜して読んだ。その後も興奮冷めやらぬ状態だった…。

冒険小説の魅力をすべて詰め込んだ歴史的一冊だと思う。

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