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ミステリの祭典

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脳波の誘い

作家 佐野洋
出版日1960年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/11/25 18:00登録)
最初期の長編ミステリ。
テレパシーで他人を誘導し自殺させるという老研究者が出てきて、おおっこれは「読者よ欺かるるなかれ」に挑戦した不可能犯罪トリックものか、と一瞬思わせますが、そこは常識人の佐野洋のこと、単なる偽装自殺疑惑事件になってしまいます。
とはいっても、意外な犯人像を設定したまずまずの本格ミステリになっていて、読んでガッカリ感はありませんでしたが。

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