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ミステリの祭典

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バード・ウォーズ

作家 多島斗志之
出版日1988年04月
平均点6.00点
書評数2人

No.2 6点 こう
(2010/07/15 00:13登録)
 確かに荒唐無稽感の強いストーリーですが個人的には結構好きです。プロット、ストーリー、お決まりのどんでん返しいずれも楽しめますがやはり国際謀略小説に興味がない読者には手を伸ばしにくい題材かなあと思いました。

No.1 6点 kanamori
(2010/05/09 19:08登録)
初期の国際謀略小説。
ゴルバチョフ時代のソ連を舞台に、米国CIAによるペレストロイカ潰しの奇策を巡る謀略戦を描いています。
今回の大ボラ話のネタは、コウノトリによる細菌配布で、バカミスならぬバカ謀略ミステリと言えそうですが、KGBを始めソ連内部の抗争劇も絡んで、なかなか面白かった。物語が進展しても先が見えてこないプロットと最後のどんでん返しはいつもの通りです。

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