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ミステリの祭典

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陰の告発者

作家 草野唯雄
出版日1979年01月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 kanamori
(2010/04/25 17:58登録)
「主人公は、この物語の犯人であると同時に被害者であり探偵でもある。さらに・・・」
倒叙形式でミステリ作家の妻である主人公のある犯罪計画を描いたサスペンスミステリ。読者を煽る紹介文とは裏腹に、出来はいたって平凡なサスペンスといったところです。
むしろ、文庫解説で類似趣向作品として「シンデレラの罠」や「猫の舌に釘を打て」とか辻真先のポテト&スーパーものを取り上げているのが興味深かった。「虚無への供物」のネタバレをしているのは問題ですが。

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