home

ミステリの祭典

login
黄昏にマックの店で
シリル・マコークル&マイケル・パディロ

作家 ロス・トーマス
出版日1992年02月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 kanamori
(2010/11/24 17:48登録)
このシリーズ、2作目以降はクライム小説寄りになっていたように思いますが、今作は再びCIA相手ということで、スパイ謀略系の様相です。もともとワシントンの二代目「マックの店」をCIAに出させた金で開いた経緯があるので、第1作の続編という位置づけの作品でしょうか。
今回、パディロ&マコークルの2人組は、CIAの裏事情を書いた回想録を巡って、虚々実々のコンゲームを繰り広げますが、相変わらず敵も味方も会話が洒落ていて楽しめます。これでプロットがもう少し整理されて分かり易ければ文句がないのですが。

1レコード表示中です 書評