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ミステリの祭典

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ビット・トレーダー

作家 樹林伸
出版日2007年10月
平均点3.00点
書評数1人

No.1 3点 江守森江
(2010/04/14 13:12登録)
電車事故で最愛の息子を失った男が、その慰謝料をヤケクソで株に突っ込み大当たりし、外車ディーラーとデイ・トレーダーの二重生活。
妻や娘ともギクシャクし、インサイダー事件まで絡み破滅へ一直線。
スピード感があり、どこか実話的な経済犯罪小説で、読後感の良さだけが救いな作品(わざわざ読む程ではない)
作者は色々な名前で漫画原作を手掛け、一部では「パクリの樹林」の異名もある現代の藤原宰太郎(←最大級の貶し文句)
コイツと親玉の講談社が「金田一少年」他でパクリによるネタバレ被害を多数もたらした元凶!!
それでも「少年マガジン」「モーニング」を読んでいる自分の節操の無さは如何ともし難い。

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