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ミステリの祭典

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ファイナル・ゲーム

作家 黒武洋
出版日2008年09月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 ぷちレコード
(2021/06/08 23:05登録)
本の帯の紹介に「バトル・ロワイアル」「SAW」「ライアーゲーム」の系譜、とあるとおり、大胆な虚構性と残酷なゲーム性が打ち出された異色ドラマ。
ある時、大学のサークル仲間五人が、卒業七年後に再び集結した。彼らを待ち受けていたのは、絶海の孤島での生き残りを賭けた殺人ゲーム。
突然、逃げ場のない孤島に放り込まれ、殺人が連続する。現代風な「そして誰もいなくなった」状況がゲームのように始まるかと思えば、後半になると予想外の展開と新たな混乱が巻き起こる。奇想と極限状況と逆転劇が巧みに織り交ぜられた物語。

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