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ミステリの祭典

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名探偵の肖像

作家 二階堂黎人
出版日1999年06月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 E-BANKER
(2010/11/23 19:02登録)
他作品の有名探偵を主人公にしたパロディ短編とJ・Dカーについての対談、おまけにカーの全作品短評を付けた珍しい作品。
①「ルパンの慈善」=もちろんM・ルブラン「怪盗ルパン」シリーズのパロディ。雰囲気は出てますが・・・
②「風邪の証言」=鬼貫警部と丹那刑事のコンビが登場。なぜか「読者への挑戦」まで挿入されてますが・・・
③「ネクロポリスの男」=A・アシモフ風のSFパロディ。
④「素人カースケの世紀の対決」=これは一体なに? 何がしたいのか言いたいのか、さっぱり分かりません。
⑤「赤死荘の殺人」=H.M登場のパロディ作ということで、一番力は入ってますが、脱力感たっぷりの真相。
⑥『地上最大のカー問答』=芦辺拓氏とのカー作品に関するマニアックな対談。そこまでカーに思い入れがない身にとってはそれほど共感できない・・・(芦辺氏は割りと冷静に対応してますけど)
⑦『J・Dカーの全作品を論じる』=あくまでも作者の目線で見た評価ですが、全作品の短評が付いているので、割合参考になりそうです。(名作の中では「皇帝のかぎ煙草入れ」を評価していないというのがやや驚き!)
以上5編+2
全編にわたって二階堂テイスト満載で、氏の趣向や考え方がよく分かります。

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