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ミステリの祭典

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淡雪の木曾路殺人行
高見照彦・結城奈都子/別題『淡雪の木曾路殺人事件』

作家 梶龍雄
出版日1985年03月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 こう
(2010/03/29 01:30登録)
 これも本格ミステリフラッシュバックの推薦をみて読んだ本です。女子大生コンビ(奈津子、千鶴)と先輩(高見)の3人トリオがメインキャラクターで旅先の木曽の旧家で起こる殺人事件を扱っています。「葉山宝石館の惨劇」もそうですがとにかく文体(?)というか女子大生の会話や一人称の地の文が絶望的に駄目で読んでかゆくなりそうですがおそらくどの作品も同じなのでしょう。
 あまり切れ味は感じられない作品で初期作を考えると地味ですが真相は相変わらず良く考えて作られていると思います。
 ただやはり読んでいて萎えそうになる文体ではあります。 

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