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ミステリの祭典

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はやぶさ新八御用帳

作家 平岩弓枝
出版日1989年10月
平均点5.00点
書評数1人

No.1 5点 江守森江
(2010/03/28 16:39登録)
南町奉行内与力・隼新八郎が様々な事件を解決するので、こちらは紛れもない捕物ミステリーと云える。
江戸風情溢れ颯爽とした姿や上司の懐の深さにも魅入られる。
但し、人情を描いた捕物帳では基本的に勧善懲悪でドラマの「水戸黄門」同様な偉大なるマンネリが必然になる。
よって、好きな間は良いが飽きて離れる時期が訪れた私には手放しでの高評価は出来ない。
「御宿かわせみ」との1点差は読んだ時期での上記の印象による。
※同タイトルの後に番号付なシリーズ作品が多数、更に御用旅シリーズも多数あります。
西村京太郎クラスの量産作家な事に今更ながら気付きました。

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