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ミステリの祭典

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御宿かわせみ

作家 平岩弓枝
出版日1974年05月
平均点6.00点
書評数1人

No.1 6点 江守森江
(2010/03/28 16:22登録)
大衆作家の大御所でテレビ脚本も含めて作風も幅広い。
何世代か前の「宮部みゆき」とイメージすれば現代読者にも伝わるだろう(老いてなお現役バリバリな平岩先生ゴメンナサイ)
この作品はドラマ・舞台化もされた江戸人情捕物帳シリーズで、作者の代表作の一つと云える。
明治編の新・シリーズ移行時に主人公の二人をバッサリ(殺して)捨て去る潔さに絶句した。
但し、作者の真骨頂である人情に力点がある為にミステリーの範疇に含めるべきかの判断は問題提起に留めて回避した(私的にはギリギリセーフ扱い)
一般大衆小説に範囲を広げれば昭和世代の読者には名作・傑作がゴロゴロある。
※余談
私的に一番好きな平岩作品は脚本を手掛けた人気ドラマ「ありがとう」シリーズ。
※注意点
シリーズ作品が多数、更に新シリーズ作品も多数あります。
ハマってしまい読み進むと多作なので当分抜け出せない危険があります(笑)

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